• 平戸矯正院

うつ病/セロトニン

うつ病

 有病率は人口の3~5%とされており、原因のない長期化する”うつ気分”・意欲や集中力の低下・悲観的な思考などの症状がある。身体症状や日内~季節変動もみられる。


<身体症状>

・全身倦怠感

・食欲不振

・眠れない

・耳鳴りや目まい

・心窩部の不快感(胸部の圧迫感)

・吐き気

・便通の異常

・口が渇く

・頭痛、肩こり、腰痛、手足の痺れ

など



診断基準

①うつ気分

②興味や喜びの減退

③焦り

➃無価値感・罪責感

⑤思考力と集中力の低下

⑥眠れない/眠り過ぎる

⑦体重や食欲が増減する

⑧疲れやすい・無気力

⑨自殺企図

(①~⑨が5つ以上、2週間以上続く場合はうつ病が疑われる)



セロトニン

 神経伝達物質の一つ。脳幹(中脳・橋・延髄)に細胞体が存在する。幸福感をもたらすと考えられており、例えば麻薬(エクスタシー)により過剰に放出される。セロトニンの上行経路は視床下部・大脳辺縁系・大脳新皮質、下行経路は脊髄へと向かい、小脳にも投射する。セロトニンの細胞体は縫線核と呼ばれる延髄の神経核に存在するが、ここでセロトニンが痛みを抑制したり(下行性)、性行動・攻撃行動(上行性 視床下部に中枢)も抑制している。そのため、セロトニン不足に陥るとその逆のことが生じると思われる(身体の痛み・過剰な性行動・暴力性)。また、抗うつ薬により脳内のセロトニン量が増えるとうつ病の症状が改善されることから、セロトニンとうつ病との関わりは確実視されている。


ドーパミン

 セロトニンと同じく神経伝達物質の一つ。中脳の黒質という部分に代表的な細胞体があり、脳の深い部分にある大脳基底核(筋緊張の調節に関わるところ)をドーパミンが働かせている。ドーパミン不足による代表的な病気にパーキンソン病がある。ドーパミンは情動を司る大脳辺縁系にも線維を送っていることから、運動のみならず情動反応にも関わると考えられる。ドーパミンの上行経路を内側前脳束といい、脳内で快楽気分を起こす回路ではないかと推測されている。


 マッサージ(フット)によって血中のセロトニンの分泌が一時的に増えたという研究報告がある。また、心理変化もみられた(緊張・不安・落ち込み感・疲労感の減少、活気の増加)ことから、リラクゼーションはストレス対策として効果があると思われる。ストレスは心因性うつ病を発症するきっかけになると考えられている。


4回の閲覧

© 2023 by Ray Klien. Proudly created with Wix.com

  • Black Facebook Icon
  • Black Instagram Icon
  • Black Twitter Icon
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now