• 平戸矯正院

パーソナリティ障害とは

最終更新: 2019年8月3日

パーソナリティ障害とは性格に極端な偏りがあり、当人の苦痛のみならず社会生活に支障をきたす障害で、米国精神医学会のマニュアルではA~Cの3群に分類されています。


A群 妄想型

・妄想性パーソナリティ障害(猜疑心が非常に強い)

・シゾイド(分裂)パーソナリティ障害(感情に波がなく、何事にも興味・関心がみられない 孤独がち)

・統合失調型パーソナリティ障害(統合失調症とは異なる)


B群 感情の起伏が激しい型

・反社会性パーソナリティ障害(反社会的な行動を繰り返す)

・境界性パーソナリティ障害(女性に多く、見捨てられ不安と”理想化⇒こきおろし”という両極端な対人関係のパターンを持つ)

・演技性パーソナリティ障害(芝居がかった振る舞いで注意を引こうとする 注目されたい強い欲求がある)

・自己愛性パーソナリティ障害(男性に多く、賛美されたい欲求が過剰である 反対に他者の気持ちには無関心であり傲慢な態度を取る)


C群 不安や緊張が強い型

・回避性パーソナリティ障害(劣等感が強く対人関係を避ける)

・依存性パーソナリティ障害(他者に強く依存する)

・強迫性パーソナリティ障害(男性に多く融通がきかない 物を極端にためこむ”ためこみ症”との合併もある)




パーソナリティ障害というのは社会的に認知度が低く、「一風変わった人」として認識されている場合が多いです。障害と判断することは差別的なレッテル貼りではなく支援を受けるために必要なことであり、当人とその周囲の人間達がより良く生活できるためのものです。


現在ではまだ認知度が低く支援制度もないので、まずは当人とその周囲の人間達が”気づく”ことが重要です。周囲が気づけば、不自然な要求に振り回されることも少なくなるでしょう。また、当人自身も自己分析や自己啓発を図ることで、周囲との軋轢を無くしていけるのではないかと思います。


認知行動療法というカウンセリング手法にABC理論というのがあります。

A 出来事

B ビリーフ(信念)

C 結果

という流れに一つの感情問題を出来事~結果まで分解してみて、なぜそうなったのか分析します。重要なのはB(信念)の部分で、ここの認識を変えることが感情の変化につながります。例えば、【会社に出勤して同僚に挨拶した⇒返事が無かった⇒腹が立った】という問題では、Bの部分に「挨拶をされたら返さネバナラヌ」という信念があるために結果として怒りの感情が引き起こされています。この場合、別の見方をしてみることが感情の変化に重要で、先の例では「同僚は仕事でミスをして頭が真っ白だった」または「徹夜明けで意識もうろうとしていた」などと考えてみます。この場合は「あぁ仕方ないな」と多くの方が感じるかと思います。


パーソナリティ障害の原因は、環境面では幼少期の養育環境が影響すると考えられています。パーソナリティ障害の存在に気づいた人は、より良く生活できる知恵を身に着けることが出来ると思います。


0回の閲覧

© 2023 by Ray Klien. Proudly created with Wix.com

  • Black Facebook Icon
  • Black Instagram Icon
  • Black Twitter Icon
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now