• 平戸矯正院

交流分析(TA)②

続き


人生脚本


TAにおいては誰しもが無意識の人生計画(ドラマ)を持っていると考えています。これを人生脚本(もしくは単に脚本)と呼びます。脚本は子供の頃から受けている両親や世間からの様々なメッセージの蓄積によって枠が描かれており、かつ心的外傷となる体験を経て、「本人にとって欲求を満たすためにベストと思われる選択」をして最終的に描かれると考えられています。これを脚本決断といいますが、人はこの枠にそぐわない事実に出会うとゲーム(前記事参照)によって脚本を強化しようとします。




【脚本の種類】

①勝者の脚本

②敗者の脚本

③勝ちも負けもしない脚本(平凡)


自分の目指した目標(社会的・経済的成功とは限らない 犯罪行為は除く)を達成できると勝者になり、失敗すると敗者になります。敗者の脚本には段階があり、噂話にできる程度の失敗から深刻なもの~悪い結果で終わるもの(大怪我や死亡)まであります。



脚本の土台


親(養育者)や重要な相手から受け取るメッセージの種類が脚本の土台に影響するのですが、それらを禁止令と拮抗禁止令と呼びます。


【禁止令】

無意識的に親のCから発生

・存在するな

・お前であるな

・子供であるな

・成長するな

・成し遂げるな

・何もするな

・重要であるな

・属するな

・信頼するな

・健康であるな

・考えるな

・感じるな(痛くない!)


【拮抗禁止令(許可)】

主に言葉で親のPから子供のPへ伝わる

・完璧であれ(今のままでOK)

・喜ばせろ(自分を喜ばせろ)

・努力せよ(やれ)

・強くあれ(オープンになれ)

・急げ(時間を取れ)


※許可は親のC→子供のCへ伝わる

自分→自分へも与えられる

(脚本は書き換え可能)



人格適応


TAの人格理論を総合したもので、6つのパターンが考えられています。


①スキゾイド(分裂)的

②パラノイド的

③反社会的

④受動攻撃的

⑤強迫的

⑥演技的


①~③は生き残るために身につけた適応であり3歳頃までの人生の早期に、④~⑥は行動上の適応と呼ばれ、4~7歳頃までに身につけるとされています。誰しもが強力な生き残るための適応スタイルを持ち、加えて行動上の適応も一つ持ちます。


人格適応はポール・ウエアー、テービー・ケーラー、バン・ジョインズらが開発した治療論であり、各適応においての禁止令・ドライヴァー・性質・ゲームなどが詳細にまとめられています。

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