• 平戸矯正院

心理学の歴史~ 精神分析

最終更新: 2019年2月15日

【心理学の語源】

心理学(英 psychology)

由来はギリシア・ローマ神話の「エロスとプシュケ」

合成語:psyche+logos


【心理学は哲学? 科学?】

1879年 ドイツの学者ヴントが実験心理学の研究室を設立 「心理学の父」と呼ばれている

1898年 神経生理学者のフロイトがヒステリー(転換性障害)を研究 自由連想法を確立

※自由連想法:心理的な外傷を無意識下に封じ込めること(=抑圧)がヒステリー症状の原因と考え、無意識を意識化することで症状が無くなるという考え




【フロイト以後の精神分析】

フロイトは「無意識を発見した人物」と言われており、精神分析はその後も引き継がれていく フロイトの弟子にアードラー(個人心理学)とユング(分析的心理学)がいる


【心理学の勢力】

・第一勢力

フロイトをはじめとする精神分析

・第二勢力

意識よりも行動を重視する行動主義(1912年~)

・第三勢力

世界大戦後 人間を観察や治療対象とするのではなく、理解しようとする人間性心理学(来談者中心療法、ゲシュタルト療法、交流分析など)が台頭


【フロイト:精神分析の考え方】

①構造論

人間の心を3つに分ける考え

・エス(欲求の倉庫)

・超自我(禁止や理想を掲げる)

・自我(現実的に働く部分)


エスと超自我は無意識的であり、意識的な自我が現実を検討し行動していくが、自我は心の安定を保つために防衛機制を作動させる(以下)


②主な防衛機制

・抑圧(欲求を無意識下に閉じ込めること 神経症の原因になると考えられている)

・投影(自分の感じていることを客観的に存在していると思い込むこと 例:本当は自分が相手を嫌い⇒自分が嫌われていると思い込む ※嫌っていると認めずに済む)

・分裂(例 一人の相手に対して、良い部分と悪い部分とを別人として捉える防衛機制)

・否認(なかったことにする)

・昇華(例 暴力性⇒スポーツに活かされる)

・退行(生育上、欲求が得られていた時期に心の状態や機能が戻る防衛)


③人間の発達段階

・口唇期(0~1.5歳)

・肛門期(1.5~3歳頃)

・エディプス期/男根期(3~7歳頃)

・潜伏期(6~12歳頃)

・性器期(12歳頃~)

口唇期は基本的信頼の獲得(母子の安定した二者関係)が重要で、肛門期では自律性を獲得する時期と考えられている

同性の親を無意識にライバル視する(ギリシア悲劇をなぞりエディプス・コンプレックスと呼ばれる)時期があり、潜伏期は落ち着いた時期、性器期以降は当時は青年期という概念がなく”大人”と考えられている

最初の3つの時期には固着点(欲求を多く得ていたが止められたと思われる時点)がある

・口唇期固着:ガムやタバコなどを手放さない

・肛門期固着:過度な倹約

・男根期固着:活動的で自己顕示欲が強い、浮気性、共感性の欠如


④治療用語

・解釈(被分析者の自己理解を助ける分析者の言葉)

・抵抗(被分析者が自身の無意識への接触を避けるためにする言動)

・転移(過去の人間関係を無意識的に現在に置き換えること 例/過去に争っていた人物と似ている人物に会う⇒過去の感情が沸き上がる)

・逆転移(被分析者の転移を受けた分析者の反応)

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