• 平戸矯正院

腰痛の原因

最終更新: 2019年8月3日

 「魔女の一撃」とも呼ばれる腰痛の原因について書いてみようと思います。経験したことのある方は分かると思いますが、急な痛みが突如腰を襲ってきます。急な痛みが出現するというのは不思議で、きっかけは「分からない」ことが多く、脱衣時や椅子からの起立時などにみられます。施術時に尋ねると「そういえば前日に重いものを運んだ」「立ちっぱなしだった」「運動(テニスやゴルフ)した」など原因と思われる事柄があります。



 身体に何も負担を掛けていないのに腰痛が出現するということは理に適わないので(内臓の病気は除く)、何らかの過負荷が腰痛の原因として存在しています。腰痛になると身体が丸まり、腰椎(腰の骨)が凸状カーブを描く現象(腰椎後彎:ようついこうわん)がみられます。また、同時に背筋力も低下します。身体が丸まるということは背すじを保つ筋肉(脊柱起立筋)に機能低下があることを示しています。脊柱起立筋は全身の中でも大きくて長い筋肉で、骨盤部から頭蓋までをつないでいます。主な機能は脊柱の伸展(背中を反らせること)です。


 脊柱起立筋は日常的にみて非常に活動的な筋肉です。単に姿勢を維持する時のほか、

・椅子から立ち上がる時

・脱衣時や洗面時の身体の曲げ伸ばし

・家事での中腰姿勢の時

・歩行時

これらは脊柱起立筋の活動を増大させます。日常範囲内であれば腰痛になるほど筋が酷使されることはあまりないと思いますが、

・大掃除をした

・重い物を動かした

・1日立ちっぱなしだった

などあれば日常動作がきっかけとなって腰痛が出現することがあります。


 腰痛のときは安静第一ですが、慢性的に身体に負担を掛けている生活習慣があると再発することが多いので、定期的にストレッチして筋疲労を取り除いたり、運動して筋力強化を図るなどが必要になってきます(痛いので運動しない⇒筋力低下⇒腰痛になりやすくなる)。



参考文献


江口淳子 森明子 渡邉進(2002)

「歩行時における脊柱起立筋活動ー健常若年者と健常高齢者の比較」

川崎医療福祉学会誌 Vol.12 №2.


丸田和夫 江口淳子 渡邉進(2006)

「骨盤傾斜が座位における体幹前傾動作時の脊柱起立筋および腹直筋活動に及ぼす影響」

川崎医療福祉学会誌 Vol.15 №2.



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