• 平戸矯正院

集団心理

集団内ではメンバー間の相互作用による影響が見られます。


①同調

周りに合わせようと同じような行動をとる、同じ意見を言うなどが挙げられます。同調行動を調べたアッシュの実験では、簡単な問題に対して7名の参加者のうち6名(本当は偽の参加者)がわざと間違えると、残りの1名(本当の参加者)も間違えるという結果が見られました。


②観客効果

他者の存在が課題に影響することで、いわゆるプレッシャーを感じてしまうことを社会的抑制といいます。例えば集団の前で説明・発表する時などは緊張すると思います。逆に慣れてしまうと作業速度や正確性が向上し、これを社会的促進といいます。




➂服従行動

1962年のミルグラムによる実験では、権威のある者に指示されると罰を与え続けてしまうという結果が見られました。具体的には教師役と生徒役に分かれ、生徒が単語の記憶テストを行い、誤答した場合は罰(電気刺激)を与えるというものです。電気刺激は繰り返すたびに強度が増していきます。この実験でも実は生徒役が偽の参加者であり、実際は電気刺激を受けてはおらず痛みを感じる演技をしていました。実験者に罰を与えるよう命じられた教師役は、ためらいつつも、誤答を繰り返す生徒役に対して最大強度になるまで罰を与え続けました。



同調行動はとくに男子小学生と女子中学生に特徴的に見られます。

【友人関係の変化】

①自己防衛的(本音を出さない)

②同調的(同じ行動・考え)

➂全方向的(誰とでも仲良くする)

④理解されたいと願う関係

⑤自律的で相互理解のある関係





参考文献


下山晴彦編(1998)

『教育心理学Ⅱ-発達と臨床援助の心理学』東京大学出版会.


田爪宏二(2018)

『教育心理学』ミネルヴァ書房.

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